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FXにおける個人的な相場分析と戦略

トレードプロセス

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photo credit: cc_ArtEaselBuisnessFlowChart via photopin (license)

 トレードプロセスを確立する重要性

自身のトレードに対するプロセスを明確に確立することは、トレードをする上で非常に重要なことだ。

もし、自分が作ったそのプロセスが、2流のプロセスだろうと3流のプロセスだろうとそれに従うしかないのだ。
途中、どんなイケてる手法を思いついたり、どこぞのサイト、本で使えそうだと思った手法を見つけたとして、それをすぐに実施してしまうことは危険な行為だ
 
もしそれをしたくなったのならば、1000枚単位などリスクが許容できる範囲で行うべきだ。
 

トレードのプロセスサイクル

トレードを行う上で僕は、下記のサイクルに分けて考えている。
  • 相場分析
  • 戦略の検討
  • エントリーの実施
  • ポジショニング
  • 手仕舞い(利確、損切り
  • トレード結果の分析
  • 戦略の変更
 このサイクルを一つ一つ今後の記事で説明して行きたい。
チャート分析(エントリー待ち)
エントリー前は、素敵な時間だ。
ポジションも持ってないしリスクに解放されているのだから。
チャートをリラックスした状態で分析出来るし、コーヒーだってゆっくり飲めるし本業にも精がでる。
 
トレンドはでているのか調整なのかレンジなのか、買われすぎなのか、売られすぎなのか。
 
ただ、売買タイミングをゆっくり待つだけだ。
 
エントリー
遂にコーヒーブレイクは終わりを告げた。
自分の持っているチェックリストに従ってエントリー条件に合致したかをチェックする。
 
エントリーポイント、ストップポイント、リワードポイント、そして最も重要なポジショニングサイズを決める。
 
決まればNOGO判定はGOだ。
 
ポジショニング
自分の建玉がどのようになっているか観察することを否定はしない。
しかし、その性急な損切り利確を、僕たちは何度したのだろうか。
行動経済学によれば、人はリスクを最小にしたがる傾向にある。
 
そのためにエグジットルールをはっきりさせておく必要がある。
はっきり言ってエントリー時にリスクリワードは決定しているのだから、ほっておくだけでも良い。
トレールストップをするのもいいが、ストップした後、大抵またリワード方向に上がることを僕たちは知っている。
そもそも、ポジションが気になるのは、建玉が多く持っている場合だ。
 
どんな投資本でも言われているが最も難しいのは、この手仕舞いだ。
リワードが出ている。よし!もう手仕舞いだ!
でもそのあとどんどん持っていたポジション方向に上がっていく。
もっと持っておけば良かった!後悔はとどまらない。
誰しもこの経験を味わうことがあるだろう。
そしてまだ上がるならもう一回だ!と天井を掴まされ、先に獲得した利益をマイナスにする暴挙が起きる。
人は、パニックになり最後はみんなの養分となって破滅に向かっていく。
 
人は手仕舞い後が、一番パニックになりやすい。
再度になるが、エグジットルールは必要なのだ。