Eternity investment

FXにおける個人的な相場分析と戦略

動機はお金ではない。本当に面白いのはゲームをすることだ

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タイトルは、アメリカ大統領選挙真っ最中の不動産王ドナルドトランプ氏の言葉です。
前回の記事で、トレードをする上でお金の損益を気にしすぎてはいけないと書きました。
どれだけ買ったか、負けたかを気にしてしまうとトレードに迷いが発生し売買タイミングに影響を与えてしまうからです。
自分が予測した方向に動かなければ迷わず手仕舞いです。
迷いは、絶望しか生みません。
一回一回のトレードにはフラットな姿勢で挑まなければいけません。
そもそもトレード自体を、ゲームだと思うことが重要です。

迷うな!ルールに忠実であれ!

例えば、アップトレンド中、あなたはこれからまだまだ上がると思いロングエントリーをしました。
しかし、そこからレートは急落し現時点で、あなたは含み損を抱えています。
あなたは、心の中でこう考えています。
「まだアップトレンドは終わっていないはずだ。何より含み損は目も当てられないことになっている。少しでも戻りを待ってから被害を抑えなければならない」

はっきり言います。戻りません笑
少し戻っても、上みたいな考えだとまたもっと戻ると考えてしまうからです。

エントリー時は、きっとある程度の根拠を持っていたと思います。
その根拠が崩れたと判断されたら迷わず手仕舞いをしなければなりません。
この場合、そもそも根拠なくエントリーすること自体ご法度ですが。

一回一回のトレードはフラットな気持ちで

利益と損失額が同一であるにも関わらず、損失した時の失望がかなり大きいという行動経済学の理論(プロスペクト理論)があります。
これをトレードに当てはめて以下の例を考えてみます。
前回のトレードで30pipsの負けがあった場合、今回のトレードで20pipsの含み益がある状態を仮定します。
ルール上、手仕舞いしなければならないのに前回のトレードを引きずって手仕舞えず、もう少し上がるのを期待し結局利益が取れないことがあります。
欲を出すと逆に損するパターンですね。

トレードはゲームと思え

多くの人のトレードを始めるきっかけはお金儲けをするためだと思います。私自身もその一人です。
ただ、損益を気にしすぎて思い通りのエントリー、エグジットができなくなってしまいました。

そうして結局思い至ったのは、お金のためにトレードをするのはやめよう。マーケットでゲームをするんだという意識に変えようということが重要だということです。
ゲームにトータルで勝ってさえすれば、利益は乗ってきます。