両建てのリスク
FX業者によっては、片方のポジションの必要証拠金だけで両建てができる場合がある。
これで損切りに怯えることもないし、ただひたすら片方に利益が乗ったら確定すればいいんでない?
なんて簡単に思っていた。
そこから悪魔の扉が開くなんてことも知らずに。
両建てにメリットはない!
はっきり言うが両建てなんてのはやるもんじゃない。
損切りに怯えることは無くなったが、実は違うことに怯えることになる。
本当に怖いのは利確する時!
実は両建てにも潜在的なリスクがある。
それは利確したあとだ。
両建ての利益が確定するのは、決済した時ではない!
本来利益が確定するのは、建玉を決済した時だが、両建ての場合は異なる。
ロングの建玉を決済しても、ショートの建玉は、保有してるため、決済後も損益が動いている状態なので、リスクに晒されている状態になる。
従って、ショートのみを保有している状態で上昇トレンドが、始まったらすぐにロングを持たなければならない。
この時、損益が損失側に膨れていたら、損を確定したことになる。
結局は、トレードルールが確立すれば両建ては不要!
僕は両建てにメリットは見出せなかった。
今後も何かアイデアを思いついてもこの記事を見て踏みとどまりたい。